はじめに。 バッテリ と、充電器の関係ついて
バッテリ(2次電池)には大きく分けると、ニカド(ニッカド)電池や
ニッケル水素電などが一般的ですが、それらの電池を充電するには
種類と同じく 充電器も違います。 ( 容量や特性により、充電方式が違うので。)
普通、ニカド用の充電器にニッケル水素 の電池を充電しようとしても、
充電不良やフル充電出来ません。
バッテリ容量より充電器の出力のほうが大きければ別ですが・・。
たとえば、新品機械を購入した場合。 セット(バッテリ&充電器)に
なっていますがそのバッテリの容量が充電出来る能力のものが付属しています。 (セット販売をしていないモデルもありますが、別途販売も純正品です。)
なので、販売している充電器はそのバッテリの容量を充電出来ればいい出力の
充電器を製造(出力を大きくするとコストがかかるので。) している のです。
ですから、それ以下の容量だとかまいませんが、容量が純正より
大きすぎると 充電器に負担がかかります。
(多少は余裕をもって製造されていますが、それでも1.3倍ほど)
機械の使用時間をより長くしたいのは理解できますが、純正の充電器で
ご使用されるなら、出来れば純正と同じか最大2~3割増しの容量のセルを
お勧めいたします。
また、容量を大きくしたバッテリを数個 充電する場合、連続で充電せずに
熱くなっている 充電器を冷やす為にも、出来れば 『 30分 』ほど
時間をあけてから使用してください。
※ 負担がかかりますので、充電器内部の電子部品が高温になって
耐久性が下がったり耐えきれず破損するため。
あと、交換しましたバッテリを長持ちさせるには、使用しなくても『 3ヶ月に
一度 』 は充電 をして下さい。 電池ですので自己放電(自然放電)します。
とくに、ニッケル水素電池は放電 しすぎると、充電しなくなります。
(ニカド電池もそうですが。)
また、バッテリは機械から外して保管して下さい。
(自己放電より消耗が激しい為。)
※接続していると電気を消耗しますのでフル充電後でも、一か月も持ちません。
最後に一言。
バッテリ本体が商品で販売されていない(廃番など)場合、とうぜん充電器も
販売中止になっている可能性があります。 バッテリは中身を交換すれば使用
出来ますが、充電器はそうはいきません。
弊社でも充電器のコネクタ部やケーブルなどの断線は修理できますが、
基板の修理は難しいです。
※(カスタマイズや特殊な部品以外でしたら大体できますが・・。)
出来るだけ充電器に負担をかけない(無理をしない)様にお願いします。